英国パブリックスクール留学:上流社会の世界を垣間見て

階級社会が今でも根強い英国。

貴族や上流(特権)階級の子供だけが行ける学校だったのを

誰にでも門戸をひろげた為、パブリックと付いて

パブリックスクール



英国の10%も存在しないパブリックスクールに

私は中学卒業を機に単身で4年間留学しました。

入試の面接時

門戸を幅広く開いたパブリックスクールには

入学してくる学生の親は有名人や著名人、会社経営者が多く、

私のようなサラリーマン家庭の生徒はいません

語学で苦労することはそれはほんの些細なこと


階級や差別、しきたり、教育の違いによって、

ティーンエージャーには順応するのが

大変でそして貴重な体験をしましたので、

それをシェアしたいと思います。

冒頭にもありますイギリスのパグリックスクールとは、

私立の寄宿舎学校のことをいい、

水準高い教育とお国柄である紳士淑女を輩出する学校ということになっています。

家から通うだけの通学では、

養えない共同生活の秩序も教育の一つとして、

厳しく学校では指導されます。

そんなハイソサエティーな環境は、

極東の日本から来たちんちくりんの公立の小中学校出身の一般庶民の私にとって

カルチャーショックの連続でした。

早速ですが、みなさんはお紅茶を正しく飲めますか

 
日本の茶道があるように英国にはアフターヌーンティーがあります。

日本でも各ホテルでアフタヌーンティーを出している所がありますね。

寄宿学校でも11時にクッキーの配給があり、15時にはケーキが出ます。

余談ですがドイツもそうですが、

このお茶の時間というのは社交の場でもあります。

ゆっくりした日曜日の午後は、お紅茶またはコーヒーでもてなすことが多いです。

今はコロナ禍なので、

お客様をお招きすることができませんが、

気候のよい日はテラスでお庭を眺めながら

手作りのスコーンやケーキでお客様もしくは家族の団欒を愉しみます。

ご招待を受けた際には、逆にまたお招きしたり、とそんな文化があります。

アフターヌーンティーだけでなく、

お食事のマナーも注意しなければならない点もあります。

宜しかったら私のインスタグラムにて

先日、マナーないついても記載しましたので、

興味のある方はご覧ください。

↓↓↓

@takayo_in_germany


話は戻り、

招待の話が出ましたが、

招待といえばパーティー。

誕生日パーティーを開いて、

友人知人を招くのは一般的な欧米の文化。

パーティーの裏舞台もパブリックスクールでは学ぶ事ができます。

パブリックスクールの家庭科に『Home Economics』と云って、

家庭の経済を学ぶ科目があります。


ある時の課題で、フルコースでおもてなしをする授業がありました。

お題に沿って、前菜、メイン、デザート、と実際に作って

資料と共にプレゼンします。


一人一台のキッチンに立ち、プレゼン内容の3コースをお披露目します。


そんな授業は今でも役にたっているのが、有難いです。

更に、『Textile』服飾の授業では、

『Ball』夜会パーティー用のドレスを作成する課題が出た時には、

さすが、パーティー文化が根付いているヨーロッパだと感心しました。


その作ったパーティードレスをお披露目するファッションショーが開催され、

作製したドレスを着て、流行りの音楽を大音量にしてランウェイを歩きます。


校内の一大イベントに、学校内で盛り上がります。

また質問になります。

ヨーロッパの美術館は行ったことがありますか。

よく学生が作品の前でスケッチしている所を見たことあると思います。

実はあれは学校の美術の時間の一環なのです。

私も選択科目を美術にしていましたので、

よくロンドンにある美術館や博物館に行き、

スケッチしたりデッサンしていました。

また、2年に一度はイタリアのフィレンツェに行き

本場の宗教絵画をみる遠足もありました。


ヨーロッパに住んでいると、

隣国は陸続きですし、

ヨーロッパ内は数時間の移動で他国に行けるのが魅力です。


そのアートが生まれたその土地で、

間近で見られるのは学生にとっては、とてもいい機会です。

パブリックスクール内の外国人留学生の割合は10%程度だった当時。

外国人は階級社会にも属さない部外者という感覚です。

外国人の差別で救われた唯一の武器は、

得意なスポーツと6歳から習っていたピアノです。

スポーツ、音楽は国境を超えるのは、

実際に体感しました。

そんな訳で私の場合は、

10代のころに言葉の壁以外にも、

理不尽な差別、階級社会に揉まれ、どれだけ消灯後に寝静まる枕を濡らしたか分かりません。


しかし、その反面で日本で普通に進学していたら経験得ないことをできたのも事実です。


そしてその後の今の人生でぶち当たる苦境や逆境も何でも来い

と思えるのは財産だと思っています。

高校時代の辛い経験は

実の所今まで家族にも話していませんでした。


高額な留学費用を工面してくれて来た両親に

心配かけたくなかったのもあったからです。


ただ、今のこの機会に発信しシェアすることがやっとできたことに対して、


両親を始め私を受け入れてくれたパブリックスクールとその周辺の方々に

30年近くも経ち感謝の想いをお伝え出来ることに喜びを感じています。

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